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新キャラも登場して目が離せない!『ダンダダン』2巻の感想!

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ダンダダン 2 (ジャンプコミックスDIGITAL)

連載も好調で早くも2巻が発売された『ダンダダン』ですが、この巻ではワクワクする展開あり、新キャラの登場もありと見どころばかりでした。今回はそうした見どころと個人的に好きなところを紹介していきたいと思います!

「ジャンプ+」では2巻より先の物語も読むことができますが、今回は2巻に掲載されているものまでの感想になります。また、一部ネタバレになってしまうところがあるので注意してください!

 

『ダンダダン』2巻感想

ターボババアとの追いかけっこもついに決着!

『ダンダダン』2巻第7話より

2巻の前半では前巻から続いていたターボババアとの追いかけっこがついに決着します。

ぜひ読んでほしいので詳しくは書きませんが、オカルンと綾瀬桃がターボババアと沢蟹の姿の地縛霊に追われながらも能力と機転で何度もピンチを抜け出す展開は読んでいて興奮してしまいます。

個人的にはこの追いかけっこがただのバトルではなく、ターボババアを正能市から神越市に連れてくるための追いかけっこであるという設定が上手くいきていたのもワクワクするポイントで、力勝負ではなく頭も使わなくちゃいけないというのがめちゃくちゃ熱い。

 

また、ターボババアとの意外な方法での決着(1巻の地図に伏線があるので予想できた人はいるかも)は地縛霊たちの本当の姿とターボババアの想いが結びつき、印象的かつ今後の物語への布石になる気がしました。

今回のターボババアとの激戦で学んだことが桃やオカルンの中でどう活かされていくのか楽しみですね!

 

新キャラとアクロバティックさらさら

2巻の後半は新しい展開の連続です。簡単にあらすじをまとめると……(ネタバレ注意)

 

 

ターボババアとの追いかけっこに何とか勝利した桃とオカルンはいつもとは少し違う学校生活へと戻っていく。ぎこちなく不器用なラブコメを繰り広げる2人だったが、ターボババアに奪われたオカルンのイチモツの金玉だけが戻ってきていないことが発覚する。犯人はオカルンの中で生きていたターボババアで、しかも金玉はどこかに落としてしまったらしい。桃とオカルンはターボババアとも協力して探すがどこにも見つからない。

一方学校では白鳥愛羅が桃のことをつけ狙っていた。実は愛羅こそ金玉を拾った人物で、彼女は金玉の持つ生命力によって霊が見えるようになり、桃の超能力にも気づいていた。桃の超能力を悪魔の力だと勘違いした愛羅は校内をうろつく赤いワンピースの女も桃の使い魔だと決めつけ、友人と桃を退治する計画を立てる。

 

 

以上簡単なあらすじでした。

『ダンダダン』2巻第11話より

桃とオカルンに負けてしまったターボババアですが、意識をオカルンから招き猫に移して引き続き登場することになります。まだまだ隠してることがありそうな雰囲気だったので引き続き登場するのは予想通りだったのですが、まさか金玉で話をつなげてくるとは思わなかったなぁ……。

 

そして新キャラ白鳥愛羅ですが、彼女は自他ともに認める美少女で金の玉を拾い、霊が見えるようになったのも神様に選ばれたからだと考えてしまう思い込みの激しいキャラです。美少女であることを利用して男を掌で転がそうとする性格をしており、初登場時にはオカルンをその術中にはめようとしていました。

『ダンダダン』2巻第12話より

愛羅はオカルンたちと同じ学生の新キャラなのでサブヒロインなのだと思いますが、桃やオカルンと性格が違い過ぎて今後どんな絡みを見せてくれるのか楽しみです。

 

そして2巻の最後に登場した新オカルト、愛羅が見ていた赤いワンピースの女の正体である「アクロバティックさらさら」。なんとも特徴的な名前ですが、正直私はこのオカルトは初耳で調べたら2008年頃からネットで語られていたようです。

また福島県を中心に出現情報があり、異様に背が高く赤い服に赤い帽子。裸足で眼球がなく、大きな口にさらさらの黒い長髪という特徴をもった女性の怪異らしいです。『ダンダダン』に登場する「アクロバティックさらさら」もそうした特徴をよく捉えているのがわかります。

『ダンダダン』2巻14話より

ターボババアが「アクロバティックさらさら」のことを三下の新人と呼んでいることからも、あまり一般的な怪異ではないことがわかるのですが、このぐらいの知名度の怪異まで敵として登場するとは思いませんでした。

もしかして知名度によって強さが変わる?怪異たちのボス的存在はいるの?などなど、「アクロバティックさらさら」の登場によって気になることがまた増えたので、今後の展開にも注目していきたいです!

 

ラブコメとどことなく古さを感じる描写

そして合間合間のラブコメですが桃とオカルンの2人らしく不器用に進んでいくのがいいですね。

クラスが違うなどの設定もちゃんと活用されているし、緊張感あふれる戦闘の後にラブコメで笑えるのが作品として緩急があって楽しいです。

 

『ダンダダン』を読んでいて少し気になるのは、これは何年の話なんだろうということです。女子高生たちのファッションがルーズソックスだったり、桃の部屋のテレビがブラウン管だったり、2008年に語られた「アクロバティックさらさら」が新人だったりと少し古さを感じるものが多いです。

もしかしたら『ダンダダン』の世界は今よりも少し昔の話なのかなと感じています。まぁこれに関しては何とも言えないので、今後はっきりとわかったら嬉しいな~ぐらいの気持ちで今後も読んでいきたいと思います。

 

 

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まとめ

以上『ダンダダン』2巻の感想でした!

新しいキャラもどんどん登場して、これからどのようにみんなの関係が変わっていくのか目が離せない作品になっています。

「ジャンプ+」からも読むことができるので、みなさんもぜひチェックしてみてください!

 

 

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