今回は7月下旬(16~31日)に発売される漫画作品の中から注目作品の紹介です!
ご紹介するのは
- 『たぬきときつねと里暮らし』(1巻)
- 『廃バスに住む』(1巻)
の2作品です。
みなさんに興味を持っていただける作品があれば幸いです!
『たぬきときつねと里暮らし』
たぬきときつねと里暮らし 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
古畑泰葉26歳。
仕事も都会生活もやめて心機一転、祖母の家で田舎暮らしをスタート。
引っ越して早々に里の自然を満喫する泰葉は不思議な2人の少女と出会って……?
人とケモノのほっこり異種交流!!
くみちょうさんによる『たぬきときつねと里暮らし』はブラック企業を退職して田舎暮らしを始めた古畑泰葉と、人間に化けることのできる好奇心旺盛なたぬきのもも、同じく人間に化けることのできるちょっと毒舌なきつねのいちの物語です。
都会から心機一転田舎にやってきた泰葉と、山で暮らし人間の生活にあこがれのあるももといちがいい対比になっており、人間と動物の食事の違いや生活の違いをうまく扱ったコメディ作品になっています。
作品全体はかわいらしい絵柄にあったほのぼのとした空気でストーリーが進み、3人の掛け合いや、いちから飛び出す毒舌もテンポがよくておもしろいです。
特に人間による駆除を恐れたり虫を食べたりなど、ももといちが垣間見せる動物らしい考え方は「山の中で生きていたらこういう考えになるよな」とどれも納得のいくもので、納得できるからこそ人間との違いをよりおもしろく感じてしまいます。
1人と2匹がこれからどのように仲を深めていくのか、また2巻ではどのように物語が進んでいくのかなど注目すべき点がたくさんある作品ですので、みなさんぜひチェックしてみてください!
元社畜OLが秩父の田舎でたぬき娘ときつね娘に懐かれる話(1/11) pic.twitter.com/RjY71bFwUn
— くみちょう たぬきつ一巻7月16日発売 (@kumichooooo) July 16, 2021
『廃バスに住む』
なぜか廃バスに住まう不思議なお姉さんの、おひとりさま車中泊コメディ!
美人教師の雨森先生は、なぜか空き地に捨てられた廃バスに住んでいる――。『おとなのほうかご』のイチヒがお送りする、SNSで話題沸騰のマイペースでお茶目なおひとりさま車中泊コメディ!
イチヒさんの『廃バスに住む』は英語教師の雨森先生が誰かに秘密基地として使われていた廃バスで生活してしまうというのんびりとした雰囲気の漫画です。
雨森先生はある理由でそれまで住んでいた部屋を出て新しく部屋を探すことになったのですが、天然で抜けたところのある彼女はたまたま見つけた廃バスで寝泊まりするようになります。
アイスを食べたりだらだらしたりとやっていること自体は家にいるのと変わらないのですが、場所が廃バスになることでどこか退廃的で非日常のような空気になり、それが雨森先生の天然な性格と合わさって不思議と読んでいて癒されます。
また、雨森先生は廃バスから勤務地の学校へ通勤しています。
美人で人気のある雨森先生ですが学校でも廃バスにいるときと同じように天然を炸裂させ、さまざまな一面を私たちに見せてくれます。
生徒や他の先生との交流が描かれるシーンでも読んでいてクスっと笑えるところが多くあるので、そうしたゆるいコメディもこの作品では楽しんでほしいです。
身体に力を入れずにゆるく読むことのできる漫画ですので、疲れて癒しを求めている人はぜひ読んでみてください!
廃バスに住む(1/4)再掲 pic.twitter.com/NkEQAyWSOn
— イチヒ_ (@ichihi_) July 21, 2021
以上、7月下旬発売の漫画の中から2作品の紹介でした!
気になる漫画ががあった方はぜひ作品を手に取り、読んでみていただけたらと思います!