お久ぶりです! 3月はなかなか記事の更新ができず、気が付けば4月になってしまっていました……。
4月からはまたおすすめの漫画をたくさん紹介していきたいと思います!
今回は4月最初の記事ですが、3月後半に発売された作品の中のおすすめをまだ紹介できていないのでここで紹介したいと思います。
今回は以下の3作品の紹介です!
- 『松井さんはスーパー・ルーキー(1)』
- 『鳴かせてくれない上家さん(2)』
- 『六条さんのアトリビュート(1)』
『松井さんはスーパー・ルーキー』
松井さんはスーパー・ルーキー(1) (イブニングコミックス)
平日は美人OL! 休日はスーパー野球女子!そんな彼女がボクの草野球チームにやってきたーー!! 平凡なサラリーマン・長嶋くんのチームに助っ人で現れた謎の野球女子・松井さん。その可憐さに敵も味方も浮足立つ中で、松井さんの第一打席はーー!?
詠里さんの『松井さんはスーパー・ルーキー』は草野球を舞台にした野球×恋愛漫画です。
うだつの上がらない平凡サラリーマンの長嶋くんが所属する草野球チームにスーパー野球女子・松井さんが助っ人として参加するところから物語が展開されます。
試合の後は飲み会にGO!といった草野球チームらしい生活や会話の中で、長嶋くんと松井さんの恋愛が進んでいく様子はこれまでの野球漫画ではなかった新鮮さがありおもしろかったです。
恋愛自体は社会人らしい恋愛といった感じなのですが、長嶋くん、松井さんの過去が徐々に明らかになっていくにつれてそれらが2人の関係やチームに影響していくため先の展開がどんどん気になっていきました。
草野球チームにスポットを当てたこの作品ですが、気に入った人はぜひ詠里さんがTwitterで更新している『僕らには僕らの言葉がある』も読んでみてほしいです!
『鳴かせてくれない上家さん』
「せんぱい、私と打ち合ってください!」恋の四角関係、ここに開局!
「せんぱい、私と打ち合ってください!」
桜川高校の片隅でひとりネット麻雀に明け暮れていた麻野イサムは、突然コミュ力強者な後輩・上家サクラに麻雀部へと誘われリアル麻雀に初挑戦することに。麻雀には自信のある麻野だが、なぜか上家(かみや)さんが上家(カミチャ)に座ると得意の「鳴き」が通用せず、全然歯が立たない!?
リアル麻雀ゆえの駆け引きか……それとも思考を読まれているのか……そんな風に悩むうち、気づけば麻野のなかで上家さんの存在が大きくなっていって――?
KADOKAWAサクラナイツの内川幸太郎選手監修で送る麻雀ラブコメ! きょうも卓上で恋の四角関係が開局する。
最近ではMリーグや麻雀ゲーム「雀魂 -じゃんたま-」などの影響で麻雀を題材にした漫画作品が増えてきている気がします。
その中の1つ。原作・更伊俊介さん、漫画・古日向いろはさん、そしてKADOKAWAサクラナイツの内川幸太郎さんが監修という麻雀漫画『鳴かせてくれない上家さん』はネット麻雀を楽しんでいた主人公・麻野がリアル麻雀に挑戦するという物語です。
ツモ忘れによる少牌や配牌の良さが表情に出てしまうなど、ネット麻雀からリアル麻雀への移り始めにやってしまいがちなミスも描かれており、「雀魂 -じゃんたま-」などから麻雀に興味を持った人には共感しやすいエピソードが多いと思います。
物語は高校麻雀部内のゆるい空気の中で進んでいくのですが、3月下旬に発売された2巻では徐々にラブコメ色が強くなってきました。主人公・麻野を中心にラブコメと麻雀が今後どのように関係し物語が進んでいくのか非常に楽しみな作品です。
『六条さんのアトリビュート』
六条さんのアトリビュート 1巻 (まんがタイムKRコミックス)
美大を目指すも、絵に「強みがない」と言われ落ち込む主人公・このみ。そんな時、引っ越し先で美術オタクの幽霊・六条さんと出会いー…? 美術史から画材、雑学まで六条さんが幅広く解説! ためになる美術漫画、待望の第1巻!
セトユーキさんの『六条さんのアトリビュート』は美術史4コマ漫画となっています。
美大を目指している主人公・このみが美術オタクの幽霊・六条さんのもので学んでいくことで物語は進んでいくのですが、その中で紹介されている美術知識はかなり幅広く、かつわかりやすく解説されています。しかもそれらの知識はコメディとともに4コマでテンポよく紹介されていくので難しさを感じることもあまりありません。
私は以前に中野京子さんの『怖い絵』シリーズを読んで美術史にハマったのですが、『六条さんのアトリビュート』でも美術の奥深さを知り、その魅力の虜になる人がいるんじゃないかと思います。
美術に興味はあるけど難しい言葉が多くて近づけないと思っている人はぜひ『六条さんのアトリビュート』を読んでみてください!
以上、今回は3作品の紹介でした!
これからも多くの漫画を紹介していけたらと思いますのでよろしくお願いします!